フタル酸などの物質を禁止するROHS指令

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ROHS分析とは

ROHS指令とは、電気製品に有害な化学物質を使用することを禁止する指令で、2003年2月13日から欧州連合が基準を決め、2006年7月からEU加盟国で施行されているものです。対象となる有害化学物質には、鉛、六価クロム、フタル酸、水銀などを始めとして6物質が指定されています。ROHS分析とは、これらの有害物質が製品に含まれていないかどうかを検査するものです。なお、当初は指定された有害物質は6種類でしたが、2019年の7月22日より物質が追加となります。ROHS分析は部品などの材料単体でも行えますが、成形品や完成品でも検査が可能です。

フタル酸分析費用の相場

ROHS指令にて指定されている有害物質の中でもフタル酸エステルは、人体や環境への影響が大きいといわれていて、口にむくむ可能性があるオモチャや育児用品に関してもしようが禁止されています。フタル酸エステルは、2019年の有害物質追加項目となったものです。フタル酸エステルの分析費用の価格相場は、他の六価クロムや水銀、カドミウムなどと比較すると高めの傾向になっています。具体的な検査料金は、2万5千円から3万円程度となっています。第三者検査機関によって価格が異なりますので、よく調査してから検査機関を選ぶのが得策です。

ROHS指令の罰則に関する各国の違い

イギリスの場合の罰則は厳しいのが現状です

ROHS指令に違反した場合の罰則は国によって異なります。イギリスの場合は、有害物質に関する規定に違反したり、警告に従わない場合には即裁判が行われ、最高で5000ポンドの罰金、起訴の結果有罪は欠が出た場合には、上限無しの罰金が科せられます。

イタリアも厳しい罰則が科せられるのが現状

ROHS指令はヨーロッパの指令となっていますので、ヨーロッパ諸国が罰則が厳しいのが特徴です。イタリアでは、特有優雅物質を使用した製品を出荷した場合、販売停止及び電子電気機器1台につき50から500ユーロの罰金が科せられ、場合によっては出荷台数にかかわらず3万から10万ユーロの罰金が科せられます。

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今後を見据えて行動する

ROHS指令は、2006年から施行されていますが、少なくとも4年に1度の見直しが行われることになっています。当初、有害物質として指定されていたのは6項目でしたが、現在では10項目に増えいています。今後も、世の中の動向に合わせて有害物質の項目が増える可能性が高いとされています。そのため、今後を見据えて有害物質の指定になりそうな物質を調査し、代替え品や代替え技術などを模索していく必要があるでしょう。現在も、適用除外の物質もありますが、現在代替え品や代替え技術が無いため適用除外となっているだけですので、代替え品や代替え技術について最新情報を入手しておく必要があります。