ROHSの対象やフタル酸の用途をチェックしよう

ROHSの対象やフタル酸の用途をチェックしよう

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ROHS指令における不使用証明書とは

ROHS指令では、フタル酸を含む10種類の有害物質の含有量を一定の範囲内にしなければならないことが定められています。不使用証明書とは、デバイスや製品に関する有害物質の含有量がROHS指令に定められている量以下であるものを証明するものです。不使用証明書は、裁判の証拠になりうる透明性の高いものであることが要求されています。

ROHS指令が改正される可能性

ROHS指令は、2003年の2月13日に交付され、2006年7月1日に施行されました。この時点では有害物質に指定されていたのは、鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・ポリ臭化ビフェニル・ポリ臭化ジフェニルエーテルの6種類でしたが、2011年にはフタル酸関連が4種類追加されて合計10種類となっています。ROHS指令は4年に1回のペースで見直すことになっていますので、今後も指定有害物質が追加になる可能性があります。

ROHSの対象になっている国

ROHS指令の対象国は、施行当初はヨーロッパ連合加盟国の25カ国でした。しかし、2011年のROHS指令改訂後には、欧州経済地域(EEA)の国もこの指令が適用されることとなりました。そのため現在では、欧州経済地域とスイス、トルコが追加されて合計28カ国に変更されています。また、CEマークの貼り付け義務がある国はROHS指令の対象国ということもできます。

フタル酸の用途

フタル酸はプラスチック製品などを柔らかくするための可塑剤として使用されることが多い物質です。柔らかくする理由としては、耐久性、長寿命性、低コスト化などを図るためです。応用製品としては、ビニールレザー、ビニールホース、浮き輪などがあります。また、接着剤やシーリング材に使用されることもあります。しかし、環境ホルモン作用などの毒性が指摘されています。